カード付帯保険の活用方法

海外保険が付帯されているクレジットカードは有料の保険よりも
補償内容が薄い感じがするため「ただついている」というイメージを持たれがちです。


でも実はクレジットカードに付帯されている補償内容には、その薄さをカバーできるある技が存在しているのです。


ここでは有料保険との内容の違いとクレジットカード補償内容を充実させる方法を紹介します。

【有料保険】と【カード付帯保険】の違い

損害保険会社が提供している有料保険クレジットカードが付帯している海外旅行保険
どこがどのように違うのかをここで順を追って確認してみましょう。
まずは下記の図を見て下さい。


損害保険会社 F社   JCBEIT
保険料 4400円 0円
傷害死亡・後遺障害 1000万円 2000万円
疾病死亡 500万円 -
治療費用 1000万円 100万円
救援者費用 1000万円 200万円
賠償責任 1億円 2000万円
携行品損害 10万円 20万円
手荷物遅延費用 10万円 ×
航空機遅延費用 ×
旅行事故費用 ×
※ハワイ7日間

こちらはハワイ7日間の旅をした場合の有料保険と
年会費無料のJCB EITに付帯されている海外旅行保険を比べた表です。


ご覧の通り、傷害死亡・後遺障害、携行品損害以外の補償額は有料保険に負けてしまっています。

ではやっぱり有料保険に加入しなければいけないのかというと、そういうわけではなく、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険は、傷害死亡・後遺障害以外の補償を合算することができるという技を持っているのです。


傷害死亡・後遺障害は海外旅行保険が付帯されている保持カードのなかから、
一番補償額が高いところから支払われることになっていますが、
そのほかの補償は海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを持つほど
充実していく内容となっているんです。


例えばですが、海外旅行で一番に心配な病気やケガに備えた補償、「傷害・疾病治療費用」がUPty iDカードでは200万円となっていますが、海外は医療費用が高額と言われているのでもう少し補償がほしいところです。
そこでUPty iDカードにプラス、JCB EITを新たに申込むことで
「傷害・疾病治療費用」が200万円から300万円にアップすることができるのです。


ただし、注意してほしいのはいく補償額が合算できるといっても、JCB EITとJCB○○カードのように同じ会社から発行されているクレジットカードの補償額は合算にはなりませんで、クレジットカードの海外旅行保険を備えておきたい場合はあえて、違うクレジットカード会社のカードを複数枚持つようにしましょう。


クレジットカードに付帯されている海外旅行をもっと充実させたいという方は、
クレジットカードのほかに、有料保険を追加で申込んでおきましょう。
クレジットカードについていない補償だけを補うこととなりますので、セットプランよりも掛け金が安くなります。

海外旅行保険の保障内容

■一般的な保証
死亡・後遺障害保障
治療費用保障
救援者費用保障
賠償責任保障
携行品損害保障


■一部
航空機遅延費用
航空機寄託手荷物遅延費用
その他

実際に事故にあったときの申請方法。
クレジットカードの保険はちゃんと補償してくれるのか?

カード選びの3つのポイント

◎旅行先で一番多いと言われている『傷害・疾病治療』の補償額を手厚く


◎海外旅行保険を充実させる目的で選ぶなら、よっぽどのこだわりがない限り『年会費無料』で補う


◎マメな方は『利用付帯』、持っていて楽なのは『自動付帯』

複数契約で得られるメリット

クレジットカード 付帯
条件
年会費 傷害死亡・
後遺障害 
治療・
救援費用
疾病死亡 個人
賠償責任
携行品損害
JCB EIT
JCBエイト
自動 \無料 2000万円 100万円 100万円 2000万円 20万円
rakuten
楽天カード
利用 \無料 2000万円 200万円 200万円 2000万円 20万円
rakuten
MUFGカード
自動 \2,000
(初年度無料)
2000万円 200万円 200万円 2000万円 20万円
life
ライフカード
(旅行傷害保険付き)
自動 \1,312
(初年度無料)
2000万円 200万円 200万円 2000万円 20万円
合算額   \3,312 2000万円 700万円 700万円 8000万円 80万円